11/24 摂津峡から三好山
- MONDO1 GOOD
- 2024年11月25日
- 読了時間: 4分
だいぶ秋らしくなってきたので、紅葉が見られる近くのハイキングということで
高槻市内にある摂津峡へ行きました。合わせて近くの三好山へ登りました。
集合:JR高槻駅北口 市バス2番 塚脇行き(9:35)
20分ほどバスに乗車すると、摂津峡の近くのバス停に到着。

バス停で降りると、すでに周りは田畑が広がっていました。
摂津峡は、高槻市観光協会がハイキングコースマップを公開しています。
今回は往路はA「渓谷コース」、そして三好山へ登り(昼食)。復路はB「中腹自然林コース」を歩くコース。

画像出典:公益社団法人 高槻市観光協会
公益社団法人 高槻市観光協会 HP
バス停を降りて、芥川という川を渡りました。
川はとてもきれいでした。

歩道の上に、芥川でみられる生物の紹介がされていました。
ホタルとカジカガエルのプレートが、交互に歩道に敷設されてました。


まず、摂津峡の入り口に綺麗な摂津峡公園があり、公園の前に芥川城主の三好長慶の石像が鎮座しています。

このような説明看板がありました。
気になる「天下人」という言葉、「畿内の支配権を確立」したとの記載もあります。
織田信長や豊臣秀吉が台頭してくる前には、関西では天下人という位置づけだったようです。

10時過ぎの摂津峡公園。
芝生広場で何か催しがあるのか、準備のため人が集まっていました。

渓谷沿いを歩き、ハイキングコースの側には巨石があり、コースの両側は切れた岩場が迫っていました。落石防止用のネットが張ってあり、摂津峡はなかなかダイナミックな景色が見れます。
かなり大きな岩の地面 「八畳岩」

こちらは、「白滝」。

BBQや川釣りができる場所もありました。
魚釣りをしている人が多かったですね。

今回は、コースが短く、芥川城のある三好山まで1時間30ほどで到着。
山頂は180mほどですが、生駒山やあべのハルカス、正面には葛城山まではっきりと見えました。大阪平野が一望できる場所で、お城を築いた理由がよく分かります。

芥川城(三好山の山頂)
山頂には、芥川城の説明や石標がありました。


山頂は主郭があったとのことで、平地になっていました。
今回は歩いている途中に、城域のごく一部の場所しか足を踏み入れませんでしたが、当時はかなり広範囲にわたっていたようです。(赤枠部分が山頂の広場)

天下人 三好長慶
知る人ぞ知る武将なのでしょうか。当時かなり広範囲に「山城・丹波・和泉・阿波・淡路・讃岐・播磨」などを掌握していて、信長の前の天下人という見方もあるようです。
三好長慶もこの辺りから城下を見下ろしていたんでしょうか?
当時一般民衆が立ち入れなかった場所にいると思うと、盛者必衰、無常観などいろいろ日本人的なワードが頭に浮かびますね。

山頂で昼食をとった後、復路は「中腹自然林コース」へ。
三好山から下山し、再び登り返しました。なかなかいい運動になりました。
コース途中の展望デッキからの眺めは、素晴らしかったです。

Best の紅葉
全体的に紅葉は5分くらいの感じでした。
一番赤く色づいていたのは、公園にあった もみじの木でした。鮮やかな赤色。

摂津峡公園での手作り運動会
帰りに公園によると、音楽やマイクからの声が聞こえてきて、運動会をしているようでした。手作り感のある運動会で見ていて癒されました。秋の運動会 いいですね。

最後に
秋の紅葉と秋の運動会。どちらも秋の風物詩で帰りに運動会の場に遭遇できたのはいい思い出になりました。マイクのアナウンスがとても幸せな場を演出していました。
この週末は少し気温が下がり 少々寒かったですが、それもまた秋らしくていいかなと思いました。高槻駅からバスで20分でこんな自然豊かな場所があるなんて、北摂はいいです。
今回は摂津峡をメインで企画し、あまり意識せずに ついで感があった三好山ですが、バス停や山頂の案内・公園内の石像など、戦国武将の三好長慶の情報が多くありました。
戦国時代といえば、織田信長や豊臣秀吉などスーパースターがいて、関西の勢力図がどうだったのかほとんど知りませんでした。関西にも全国統一を目指そうという武将がいた事は関西人には少し嬉しくもあります。
三好山の芥川城跡から大阪平野を見渡してみると、天下人と目された人の想いがほんのちょとだけ分かるような、そんなヴァーチャルな体験ができるかもしれない? 道半ばの敗者のドラマを楽しめるところ、日本史は趣があっていいです。秋はこの山城跡に訪れるにはぴったりの時期だったかもしれません。
下記リンク先、AI調べの三好長慶の晩年の記述です。
参加者5名 全員無事完歩。
参加いただいた皆さん ありがとうございました。
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