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  • 執筆者の写真MONDO1 GOOD

3/10(日)鞍馬天狗と水の神様 貴船

今回は、京都の奥座敷の貴船へ。


コース 叡山電車 鞍馬駅→鞍馬寺→鞍馬山→貴船神社→奥宮→貴船口駅(解散)

鞍馬天狗で有名な鞍馬から鞍馬山を越えて、貴船神社。そして貴船神社 奥宮まで。



鞍馬駅の駅前に、天狗の像がありました。横から見ると、お鼻がとても立派です。

あわせて見事な肌の赤色です。そしてヒゲも立派です。

デザイン:京都精華大学マンガ学科キャラクター・デザインコースの皆さま、ということでした。





(正面写真 - 叡山電車HP 参照)



少し調べると、前の天狗は1994年~2019年まで。

2019年 現在の天狗の像にリニューアルされた。


老朽化がすすんで2017年に雪の重さで鼻が折れたので、現在の天狗に。



前の天狗の像はこちら。




門前に和菓子店がありました。

牛若餅。牛若丸か何かと関係があるんだろうか?この時はそう思ってました。





駅から少し歩くと、鞍馬寺へと続く階段があります。





山門(仁王門)、1891年(明治24)に焼失していて 明治44年創建とのこと。

すごく細部まで丁寧に仕上げられていました。



仁王門の両側に立つ像は 再建時にこちらに移されたとのこと、運慶の嫡男 湛慶作と伝承。


  出典:Blog「emimaro1940」さん。




ちなみに、全国いろいろな仁王像があるようで、仁王像に魅せられた方のBlogもありました。(下記Link)






 

門をくぐると、最初に長い階段があります。





珍しい子供の六地蔵がありました。

両端の地蔵さんが完全に寝てますね。笑




鞍馬寺には龍神さまがたくさんいました。

龍神さまは水の神様とのこと。






こちらにも龍神さま。




こちらにも龍神さま。





前日に雪が降ったようです、少し雪が残ってました。




こっそりいたところを 見つけました。





鞍馬寺 本堂に到着。




境内に展望スポットがありました。

不自然に大きな石が置かれてました。なんか神聖な感じがありますね。



横に説明板がありました。

岩の下に、経巻や遺物が納められていたとのこと。200点以上もかなりたくさんですね。

しかも全て国宝に指定されたらしいです。




鞍馬山の本堂の隣にあった、資料館「霊宝殿」に貴重な遺物の一部(年代 平安時代後期)が保管されているようです。




源の義経(牛若丸)と弁慶の太刀も。




歩いている途中に、牛若丸が修行をしたと説明があり、義経堂というお堂も山中にありました。本当にここで修行していたのだろうかと? 


Wikipediaに次の記載がありました。


父は平治元年(1159年)の平治の乱で謀反人となり敗死。・・・数え2歳の牛若は母の腕に抱かれて2人の兄・今若乙若と共に逃亡し大和国奈良県)へ逃れる。その後、常盤(母)は都に戻り、兄2人は出家して僧として生きることになる。

後に常盤(母)は公家一条長成に再嫁し、牛若丸は11歳の時に鞍馬寺京都市左京区)の覚日和尚へ預けられ、稚児名を遮那王(しゃなおう)と名乗った。

やがて遮那王は僧になることを拒否して鞍馬寺を出奔」(出典:Wikipedia)



不遇な幼少時代だったんですね。

お母さんと離れて、この地で修行とは不憫です。

15歳の頃、僧侶になることを拒否して、武士として生きることを決意、元服したとのこと。

どういう気持ちだったんでしょうか?

最後は兄の頼朝と対立し、裏切りにも遭い、31歳で自害。

平安時代の最末期 - 激動の時代だったんでしょう。



身を守るためにお寺に身を置き、保護されていたんでしょうか。

仏道だけでなく、武道の修行もしていたようです。

ふたたび表舞台にでるための鞍馬寺の幼少時代の修業生活、その後の弁慶との1000本目の刀狩りの対決、この地で幼少を過ごしたことを知ると 物語はドラマチックな輝きを放ちます。



 

鞍馬寺の奥の院から、木の根道を通り、貴船神社へ。





奥宮の手前に大きなご神木がありました。





「船形石」 初代天皇の神武天皇の母 玉依姫(たまよりひめ)が黄船に乗って、大阪から淀川、賀茂川、貴船川へ渡ってきたとのこと。現在は人目に触れないように石で覆われている。(伝承)



この中にどんな船があるのか。

神武天皇の時代だったら、もしかしたら世界最古なんじゃないかと楽しい想像を巡らせました。また奥宮の社の中に(社の中に隠れてみえませんでしたが)日本三大龍穴の一つ 龍神洞穴もあるようです。


神武天皇って、神武東征(九州から奈良へ遠征)の話で有名なんですが、お母さんは船乗りで神武天皇はお母さん譲りの性格だったんでしょうかね。想像すると色々楽しめますね。



神社の神職 舌家104代までの系図が残っているみたいです。(詳細下記リンク)

舌という姓は、全国で130名ほどらしい。 



貴船神社では、水みくじがありました。

みなさん占われていたようです。貴船神社を「きふね」と呼ぶことに関して諸説あるようですが、水の神様なので 濁ってはいけないとのことで濁点をとっているとか。


今回は初参加の方が多かったですが、

参加いただいたみなさんありがとうございました。






~鳥山明さんを偲んで~


ドラゴンボール・Dr.スランプ アラレちゃんの作者・ドラゴンクエストのキャラクターデザインなどで活躍された  鳥山明先生が3月1日 お亡くなりになりました。(発表3月8日)


ハイキングの前夜、同氏に関するいろいろなYoutubeなどを見ていて、ついつい深酒をしてしまいました。

鳥山さんといえば、ドラゴンボールが世界的にも有名なのかもしれません。ただ個人的にDr.スランプ アラレちゃんが 本当に面白かった記憶があります。


なぜあんなにも魅せられたのか?

アラレちゃんで、思い出すのは 「ワクワク ワクワク」というセリフで楽しんでいるシーン。自分を破壊しようとする 手強い相手と戦うシーンであっても ワクワクしてます。ドラゴンボールも同じですね。

あと、うんこをツンツンしているシーン。当時の小学生で紙にうんこを書いたことがある人は多いと思います。なぜ小さい男の子はうんこで はしゃぐのでしょう。

あと「すっぱまん」というキャラもいました。梅干し食べてすっぱまん、どういう発想なんでしょうか。スーパーマンにあこがれて、スケボーに乗って空を飛んでるつもりの男。子供からも失笑されるようなキャラですね。笑える最高にかっこ悪いキャラですね。。

ただ、先日 youtube見ていて、すっぱまんにはっとさせられました。


今日現在、AIやロボットの進歩がすごいと話題です。

言葉だけで ほぼあらゆるジャンルの静止像・動画、そして音楽も生成できるようになってきてます。これからは、画面を見ていてもリアル人間か、バーチャル人間なのか判別できない時代に入ります。また2024年はロボットの時代だと言われています。これから、どんどんリアルSFの世界に入っていくのかと思うと不思議な感覚になります。この前 とある動画で、 数日かけて描いた絵をデータ盗用されてそっくりな生成画像を作られてデザイナーが怒っている様子をみました。AIだと数十秒でそっくり画像を作れるらしく、またどちらがオリジナルか分からない。音楽も数十秒で1曲を作ってしまう。圧倒的に上回る能力を目の前にするとやる気をなくしてしまいます。薄々 分かってるんでしょうけど、能力的には 工作機械には勝てないし、完成度の高いロボットにも勝てないのでしょう。AIが生成した、かっこいい、かわいい、うつくしいAI チャットボットには遥か及ばないのが人間なのでしょう。

こうなれば、AIやロボットと勝負して仕事を取られるとか、代替されるとかという考えがどうなんでしょう。大丈夫、私たち人間は新しいことに取り組む、好奇心や想像力・困っている人を助ける慈悲の心・協力して助け合う共助の精神など、素晴らしい資質を備えています(多分)笑。

すっぱまんに私たちの姿を重ねてみた時、アラレちゃんの魅力の中に すっぱまんでも少しまともに生きられそうなヒントがあるように思いました。


ご冥福をお祈りいたします。




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